MediaTek は 4G テクノロジーへの投資を積極的に行ってきました。その結果、4G LTE-Advanced(FDD-LTEおよびTDD-LTE)に加えて、WCDMAやTD-SCDMA、CDMA2000/EVDO、EDGE、GSM などのレガシー(3G/2G)テクノロジーもサポートする、WorldMode チップセットの開発に成功しました。
当社では、接続信頼性に加えて、デュアル SIM 4G VoLTE や ViLTE、エンベロープトラッキング、スマートアンテナ制御技術などの最先端機能に関する品質、さらにはEVSや HPUE、600MHz Band 71 といった最新の業界基準に対応している、ユーザーの需要に応えることに注力しています。
テクノロジーをリード
MediaTek の 4G LTE モデムでは、今日のモバイルユーザーの共有、接続、消費スタイルに合わせた、速度、応答性、省電力などの最適な組み合せを実現しています。
最高のカバレージ
- LWA(LTEとWi-Fi)および LTE-U(ライセンス不要のスペクトル)テクノロジーによってライセンス不要の帯域を最大限に活用し、カバレージとパフォーマンスを向上させます。
- MediaTek の 4G LTE モデムは、現在北米地域で導入されている新しい 600MHz Band 71 と HPUE 規格の、いずれにも対応しています。
通話の明瞭度と一貫性
- VoLTE によって最高の音質と信頼性が確保され、接続時間が最速となり、通話を最大限に楽しむことができます。MediaTek の 4G LTE モデムは、VoLTE、ViLTE、RCS、WFC 2.0、EVS(エンハンスドボイスサービス)コーデックおよび SWB のサポートを含む、総合的な先進 IMS(IPマルチメディアサブシステム)をサポートしています。
バッテリー長寿命
- MediaTek のエンベロープトラッキングモジュール(ETM 2.0)で RF パワーアンプに供給される電圧をリアルタイムに監視し、継続的できめ細かな電圧調整を行うことでパワーアンプの効率を最適化します。パワーアンプを最大効率で動作させることで、特に LTE-A やキャリアアグリゲーションでの通信時に消費電力を抑え、携帯電話のバッテリー寿命を伸ばすとともに、熱の発生も抑えます。
デュアル SIM とデュアル 4G VoLTE をリード
- MediaTek の最新デュアル SIM テクノロジーは、当社が初めて市場に投入したデュアル SIM とデュアルスタンバイ(DSDS)テクノロジーに基づいています。この最新デュアル SIM テクノロジーにより、両方の SIM スロットが 4G に加えて VoLTE、ViLTE、HD の音声/ビデオ通話をサポートします。詳細については、当社のデュアル 4G VoLTE ページをご覧ください。
スマートアンテナテクノロジー
- MediaTek の TAS 2.0 は、アンテナの動作状態をシームレスに自動で切り替えることで最適なコネクティビティと高スループットを実現する、スマートアンテナテクノロジーです。これによりアンテナに不要な高い電力増幅を避けられるため、熱の発生を抑え、動作効率を向上させ、バッテリー寿命を伸ばすことができます。