5G モデムテクノロジー

MediaTek の先進 5G 技術&シングルチップ設計

MediaTek は、5G 製品開発において包括的なアプローチをとっています。当社は 5G 技術を Dimensity シリーズのような SoC(シングルチップ)への統合、或いは MediaTek Helio M シリーズの様なプラットフォームへのディスクリートモデムアドオンとして、スマートフォン、ホーム、車載などの製品群に適用しています。

MediaTek はこれまでに 5G テクノロジーへの研究開発に累計で 1,000 億(台湾 NTD)以上(33 億米ドル以上)を投資してきました。その長い研究開発の実績の結果、多岐にわたる製品カテゴリーでリードすることができました。そして今、MediaTek は次の 10 年間を通じて 5G エクスペリエンスを洗練、進化させる新しいワイヤレステクノロジーの開発と提案に日々邁進しています。

MediaTek 5G UltraSave

世界最高の省電力性を誇る 5G モデム

MediaTek 5G UltraSave 技術によって、より高い省電力性能を実現:

  • MediaTek 5G UltraSave Network Environment Detection
  • MediaTek 5G UltraSave OTA Content Awareness

MediaTek の UltraSave ネットワーク環境検出(Network Environment Detection)と UltraSave OTA Content Awareness は、モデムの動作モードをリアルタイムで管理し、最高の電力効率を実現します。このインテリジェントなアルゴリズムは、ネットワーク環境とデータ伝送品質に基づいて電力構成と動作周波数を動的に調整します。

動的帯域幅パート(BWP)

スマートフォンアプリケーションのリアルタイムニーズによる、データスループット要求の大きさに応じて、モデムは使用する帯域幅を動的に調整します。負荷が軽い場合には自動的に低帯域幅モードに切り替えられるため、消費電力を低減することができます。

5G 仕様では、リアルタイムのデータスループット要求に基づいて、「狭い」帯域幅パートと「広い」帯域幅パート(BWP)を動的に切り替える必要があります。

接続モード DRX(C-DRX)電力効率管理技術

データ伝送がない状態でも、スマートフォンモデムは接続されたままのスタンバイ状態で電源が供給されます。この技術は、5G と 4G が同時に接続されている場合にもサポートされます。

5G キャリアアグリゲーションのメリット

2020 年以降、2CC CA は不可欠な機能に

5G キャリアアグリゲーションは大きなメリットをもたらします。
それが MediaTek Dimensity 5G ワンチップ SoC が 5G キャリアアグリゲーションを提供する理由です。

30% 以上レイヤーカバレッジ

レイヤーカバレッジ全体で 5G 接続をシームレスに管理することで、ユーザーは CA を使用しない時と比較して 30% 以上高いスループットのレイヤーカバレッジを得ることができます。一方、サービスプロバイダーは 5G 容量をより効率的に使用することが可能となります。これにより、より遠くまで届き、安定したコネクティビティエクスペリエンスを提供できます。

世界最速の 5G NR 対応 SoC を実現

5G キャリアアグリゲーションは、複数の 5G 接続を組み合わせることでより高速なパフォーマンスを実現します。MediaTek Dimensity 1000 シリーズは、5G NR のみを介して最大 4.7Gbps のダウンリンク性能を提供できるため、世界最速のスマートフォン向け 5G SoC になります。他社の 5G 用 SoC 製品は最大 2.3Gbps であることに対して、Dimensity 1000 シリーズはキャリアアグリゲーションのメリットを活用して2つの 5G リンクを組み合わせることではるかに高速です。これにより、より良いユーザーエクスペリエンス:高速接続を享受しながらもバイト転送単位での非常に高い電力効率を実現します。

シームレスなハンドオーバー

5G キャリアアグリゲーションは、平均速度向上と 2 つの接続エリア間でのシームレスなハンドオーバーを可能にします。このテクノロジー無しでは、ユーザーは 2 つの接続エリア間を移行する際、パフォーマンスの低下に悩まされます。

急速に成長する 5G CA サービス

以前の世代のセルラーと比較して、5G サービスはこれまで以上に急速に展開されおり、多くの地域がキャリアアグリゲーションサービスを開放して、そのメリットをすばやく提供しています。5G キャリアアグリゲーションが急速に 5G スマートフォンの必須機能になって来ていることは誰の目にも明らかです。

VoNR 対応 5G + 5G デュアル SIM で No.1 に

デュアル SIM、デュアルスタンバイ(DSDS)モデムの設計において MediaTek がこれまで築きあげてきたリーダーシップとしての歴史と経験により、どちらの接続からでも VoNR サービスにアクセスできる 5G + 5G DSDS を搭載しました。デュアル SIM スマートフォンが必要な市場需要があり、MediaTek はこの必須機能を提供する事によって市場でリードしています。

ダイナミックスペクトラムシェアリング(DSS)へ対応

5G のユーザーとサービスが急速に成長したとしても、既存の 4G LTE サービスは数年の間、継続するだろうと見られています。このような状況下において、スムーズな移行に必要なのがダイナミックスペクトラムシェアリング(DSS)テクノロジーです。セルラープロバイダーは、シンプルなネットワークソフトウェアアップグレードによって 5G と 4G を同時に共存させ、需要に基づいた最適なスペクトラムをそれぞれに動的に割り当てることができます。MediaTek は 5G 機器メーカーやグローバルオペレーターと協力して DSS テクノロジーの妥当性を検証し、Dimensity 5G ワンチップ SoC が DSS を展開できる様サポートします。

5G SA 対応準備完了

MediaTek の Dimensity 5G SoC は、非スタンドアロン(NSA)アーキテクチャとスタンドアロン(SA)アーキテクチャの両方に対応し、世界中で展開される 5G のあらゆる進化に対応できる柔軟性を実現します。