MediaTek の社員は地域社会にも貢献しています- 3 つのエピソード

2023 年 7 月 23 日 - 午前 8:30
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MediaTek の社員は、海岸の清掃、動物保護施設への募金活動、プログラム作成など、多岐にわたるボランティア・クラブ・プログラムを通じて、さまざまな形で社会に貢献しています。ここでは、社員が仕事を超えてどのような活動を積極的に実施しているのか、3 つのストーリーをご紹介します。

CamCare Science Fair Program(英国・キャンボーンの事例)

「毎年、多くの若い科学者たちが、実験や試作品、科学のさまざまな側面についてのアイデアを発表するのを目の当たりにして、勇気づけられます。私にとって本当に大きな喜びです!」

MediaTek UK のエンジニアである Ramesh Jayaraman は、英国キャンボーンに拠点を置く非営利団体 CamCare の会計を務めるだけでなく、地域社会に貢献する STEM 教育活動にも積極的に参加しています。

Ramesh は、Cambourne Science Festival のようなデモンストレーションや各種の活動を通して、若い世代が学ぶ意欲を刺激され、地域社会との絆を深めることができている、と語ります。また、自分が果たしている役割は参加者から前向きな支援を受けられるやりがいのある経験であり、若い世代を鼓舞したいという自らの情熱とコミットメントを継続するモチベーションにつながる、とも答えています。

「これこそがエンジニアの姿」新しい世代の学生向け講座(フィンランド・オウル)

「医者や教師の仕事は小さな子供たちでも知っています。しかし、エンジニアの仕事についてはどうでしょうか?エンジニアの日々の仕事内容を伝えることで、エンジニアにつきまとう固定観念を変えたいのです。」

フィンランドのオウルにある MediaTek のオフィスでは、STEM の教師を引き受けてほしいという思いがけない依頼が、シニア・エンジニアの Esa Romppainen に変化をもたらすきっかけとなりました。教師を務めた彼は、エンジニアリングの仕事に興味を持っていない学生が多いことに気づきました。大きな理由は、エンジニアの仕事が「ブランド化」されていると認識されていたからです。この固定観念を変えようと決心した Esa は、学校とのコラボレーションを開始し、生徒や教師たちにエンジニアの実際の仕事内容を紹介し、生徒たちがエンジニアとより多くのことを話し、学べる場を作り出しています。

その結果、すばらしい効果が現れました。ある 19 歳の学生が、彼のセッションに参加した後、「エンジニアになりたい」と言ったのです!これは、Esa の献身的な姿勢をさらに駆り立てる瞬間にもなりました。現在、彼のもとには各種の学校や大学、研究機関から定期的に依頼が舞い込むようになり、未来のエンジニアを育成するために STEM 教育を推進するメンバーが MediaTek のオフィスから多く参加しています。

Writing Education Program(台湾)

「科学と工学のバックグラウンドを持ち訓練を受けたエンジニアの立場から、ライティング教育プログラムを推進した私自身とチームのことを誇りに思います。」

2018 年に設立された Writing Education Program は、ボランティア・クラブのメンバーによって開始されました。現在は、ゲーム形式にした教育のアプローチを通して幼児やティーンエイジャーへ読書や作文への興味を高めるために、MediaTek 財団が後援しています。

プログラム・リーダーの Rick Wu は、ライティング教育プログラムが年々発展し続けていることを実感しています。3 年連続で学生の作品集を出版したほか、このプログラムは現在、台湾の国立陽明学大学のサービスプログラムに含まれるようになりました。また、ボランティアと学生をより効率的にマッチングさせるためのオンライン・プラットフォームもチームによって用意されました。また今年からは、MediaTek の海外スタッフもプログラムに参画して支援を始め、スタッフたち自身も新たな方法で台湾を知ることができるようになりました。

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